ストレスと上手に付き合う

IT業界は裾野も広いが、共通してよく挙げられる働くデメリットとして、ストレスが溜まりやすいことがある。
業務の性質上、個人の資質に大きく頼るところが多く、失敗の責任を正面から被ることが多い。
そして業界や会社を挙げてのフォローが薄いため、ストレスに押し潰されて業界を去っていく者も多いのだ。
そのためこの仕事を長く続けるためには、ストレスをできるだけ溜めずに、普段から仕事のモチベーションを上げる方法を自分なりに身につけておくのが理想だ。
ストレス解消には毎日小さな努力目標を立てたり、ブログに考えをまとめたり、愚痴を書くのも良い。

また新人教育がしっかりと行われていない職場が多いのもIT業界の問題点であり、働くデメリットである。
これはプログラマーやエンジニアの考え方が大きく影響している。
プログラミング言語やスキルを覚えていくには、自助努力がとても重要である。
しかしこれが行き過ぎて、新人の教育を放棄することにも繋がっている現状があるのだ。

このようなIT業界の新人教育の問題点を考慮すると、自分のモチベーションを上げることも大切だが、新人を教育して職場全体の効率を上げていくことはさらに重要である。
またそのような新人が活躍できるような職場は、全体のモチベーションも上がって仕事の効率が高まり、プロジェクトの進行も順調に進むといった良い影響もある。
その結果、自分が楽をできることにも繋がり、ストレスの軽減というメリットも得られるのだ。